2017年の5月からフリーランスで韓国語翻訳(韓日翻訳)の仕事を始めて、今年で5年目を迎えました。今日はこの5年間で感じたことを簡単に3つほどまとめたいと思います。
完全に個人的な感想なので、そうなんだ~と参考程度に見ていただけたら嬉しいです。
Contents
ウェブトゥーン翻訳の勢いがすごい!

やっぱりまず初めに思ったのはこれです。ウェブトゥーン翻訳の勢いが本当にすごいです!
特に去年、コロナ禍になってから案件の量も翻訳者さんの数も急激に増えた印象です。
私は2019年の初めに、ゲームの翻訳を引き受けている取引先からの依頼でたまたま始めたのですが、その頃はまだここまでウェブトゥーン翻訳の案件が多くなかったと思います。
ウェブトゥーン翻訳コンテストが開催されたり、「ウェブトゥーン翻訳がやりたいです!」という方を多く見かけるようになったり。勢いがあるなと感じています。
この勢いがどこまで続くのか気になるところですよね。本当に個人的な感想ですが、翻訳ではなく最初から日本語で描かれたウェブトゥーン/縦読みマンガが増えれば、もしかしたらちょっとこの勢いは落ち着くかも?って思っています。
でもcomicoでは数年前から日本語の縦読みマンガがあったのに、その後あまり数が増えていないところを見ると、日本ではなかなか作品が増えにくいのかなとも思いつつ。最近はLINEマンガでマンガ大賞などもやっているようなので、もう少ししたら増えてくるのかもしれないですね。
逆に日本語の縦読みマンガが増えたら、翻訳ウェブトゥーンが増える可能性もあります。日本語の縦読みマンガが増えたら、韓国語の翻訳ウェブトゥーンはローカライズしないようにして、日本の作品と差別化を図るようにしてくれたら嬉しいなとひそかに思っています。私としてはこうなるのが一番嬉しいですが、今後の展開に注目です。
SNSで発信している翻訳者さんが増えた

私がフリーランスで翻訳の仕事を始めた2017年には、ブログやTwitterで韓国語翻訳に関する情報を探しても全然見つかりませんでした。でも今は、特にTwitterで韓日翻訳者さんや、翻訳志望者さんを多く見かけるようになりました。
これもコロナ禍に入ってから急激に増えた印象です。やはりコロナで在宅ワークが増えて、フリーランスという働き方も定着してきたことが大きい気がします。
正直私はもうブログやTwitterで発信できることは発信し尽くした感があるので(笑)ぜひ皆さん、これからたくさん情報を発信して教えてくださったら嬉しいです!
翻訳の仕事ってデビューの方法も、仕事のスタイルも、ジャンルも本当に人それぞれです。まったく同じという人はいないと思うので、皆さんの発信で勇気づけられる方も多いと思います。
韓日翻訳に関する教材も増えた

これは本当にありがたいです!今まで韓国語・日本語の教材は韓国で売っている物の方が充実していたので、韓日翻訳よりは日韓翻訳に役立つ教材が多かったです。もちろんこれも参考にはなりますが、やはり微妙に違いはあるので韓日翻訳の教材が増えるのはとても良いことだなと思います。
韓国語学習ジャーナルhana Vol. 41
NHKラジオ ステップアップハングル講座 2021年 7月号
今年に入って2種類も!!きっと売上が良ければまた韓日翻訳に関する教材が出てくると思うので、気になる方はぜひチェックしてみてください^^
フリーランスで翻訳の仕事をしていると、フィードバックをもらえることもありますがもらえないことの方が多いので、自分で積極的に学んでいくしかありません。翻訳会社のトライアルに合格して、仕事をもらったらそれで終わり!じゃなくて日々勉強を続けていくことが、仕事を途切れさせないコツかなと思います。
まとめ
最近の韓日翻訳について簡単に思ったことをまとめてみました。今後、韓日翻訳の業界がどのように変わっていくのか楽しみです。
これからきっと韓国語が上手な人は増えていくだろうし、韓日翻訳の仕事をしたいという方も増えていくはずです。
でもだからといって焦る必要はなく、今までの経験を生かせるのが翻訳という仕事の魅力でもあると思います。自分のタイミングで韓日翻訳のお仕事をされる方が増えて、情報を発信して、韓日翻訳業界が盛り上がっていけば嬉しいなと思っています。
こちらの記事もぜひ^^


それではあんにょーん♪(^_^)/~~