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フリーランス韓国語翻訳者5年目。できるようになったこと

[chat face="fujiko.jpg" name="ふじこ" align="left" border="red" bg="none" style="maru"]こんにちは。韓国語翻訳者のふじこ(@fujikorea113)です。[/chat]

2017年の春からフリーランスで韓国語翻訳の仕事を始め、今年でちょうど5年目を迎えました。

せっかくなのでこの5年間を振り返り、できるようになったことを簡単にまとめたいと思います。

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通訳翻訳ジャーナル2021年7月号「フリーランスの営業活動特集」にコメントが掲載されました。

ブログやSNSを活用した営業術について語っています。ぜひご覧ください^^

 

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あっという間だった5年間

私はフリーランスで韓国語の翻訳を始めてから、最初の1~2年はまったく仕事が安定していませんでした。たまに大きな案件もありましたが、ほぼ小さな案件ばかりで、それもたまにちらほら入ってくる程度。3年目ごろから軌道に乗り始めましたが、こうして無事に5年目を迎えることができて本当に良かったです。

仕事が安定するまでのことはこの記事に書いています↓

https://kankokuhonyakunavi.com/2020/03/06/antei/

でも振り返ってみると、もう5年!?と驚いてしまうほど、本当にあっという間でした。もちろん人間なので「今日はダルいな~」とか、「仕事したくないな~」って思う時もありますが、「翻訳の仕事がしたくないな」と思ったことは一度もないので、この仕事があっているんだと思います。

韓国語も好き。日本語も好き。その両方を生かせる翻訳はもっと好きです。これからも続けていきたいと思っています^^

感想はこれくらいにして、この5年間でできるようになったことを書いてみようかなと思います。

本を読む時間が増えた

仕事が忙しいとどうしてもそれだけで手いっぱいで、なかなか本を読むことができませんでした。仕事中もずっと文章を読んでいるのに、空いた時間でも本を読むなんて!?って思っていました。でも、最近は積極的に本を読むようにしています。

特にフリーランスだと、自分から勉強しないと成長できないんです。誰かが教えてくれるわけではないし、フィードバックももらえないことの方が多いので、受け身だとどんどんスキルも下がっていきます。

去年は結構たくさん読むことができたので、記事にもまとめました。

https://kankokuhonyakunavi.com/2020/12/29/2020bookmatome/

Twitterでは読み終わるたびにアップしているのですが、本選びの参考になったと言っていただけたこともあり、好評で嬉しいです。

それでもやっぱり忙しいとなかなか読めないこともあるのですが、隙間時間にちょこちょこ読み進めるようにしています。

仕事を断れるようになった

これも大きな成長の一つ。先日参加した翻訳フォーラムのシンポジウムでも話題になっていましたが、「初心者こそ専門分野以外の翻訳は断るべき」なんですよね。

「せっかく依頼されたのに断ったらもう来ないんじゃないか…」って不安に思うんですけど、無理に仕事を引き受けて上手くできなかったら、それこそ次の仕事はなくなってしまいます。

ジャンル・納期・難易度をしっかり確認して、引き受けられると思った仕事のみ引き受けて、できないと判断した仕事は断る勇気を持つことが大事だなと思います。私も最初は何でもホイホイ受けていたんですが、最近はスケジュールが厳しい時や、何か嫌な予感がする仕事(上手く表現できませんが、そういうものがあります。笑)はきちんと断るようにしています。

納期が理由で断った場合は、PM(プロジェクトマネージャー)さんが締め切りを調節してくれることもあるので、無理に引き受ける前に相談してみることも大事だなと思いました。

ツールを使いこなせるようになった

最初は何もツールを使っていなかったのですが、3年目にTrados必須の案件と出会ってからTradosを使い始めるようになりました。今ではTradosなしの生活は考えられません…!

https://kankokuhonyakunavi.com/2019/09/08/tradosr/

最近ではmemoQの案件もちらほら出てきて、何とか簡単な操作はできるようになりました。翻訳ツールはだいたい仕組みは似ているので一度覚えればそれほど難しくはないのですが、ショートカットキーがそれぞれ違うので指がこんがらがります^^;

あと手放せないツールがATOK!こちらの記事↓でも簡単に紹介しています。

https://kankokuhonyakunavi.com/2019/11/11/osusume10/

ATOKを使い始めてから打ち間違いも減り、辞書機能もとても役立っています。翻訳の内容に悩んで時間を使うのはいいのですが、それ以外のことではツールを使いこなしてなるべく時短できるようにしたいと思います。

時間管理がちょっと上達した

以前は特に時間を気にせず働いていたのですが、翻訳は時給ではなく案件ごとに翻訳料が決まるので「時給に換算するといくらなんだろう?」と疑問に思うことがありました。

そして、もっと効率的に働けないかと考えて色々調べたところ、Togglという時間管理ができるサイトを見つけました。

[blogcard url="https://track.toggl.com/timer"]

シンプルに、ボタンをクリックするだけで作業時間を記録することができます。

ブラウザはchromeを使っているのですが、拡張機能も設定できるので便利です。

ボタンを押し忘れるとこのように通知も送ってくれます^^

このように一日にどれくらい働いたのか、記録を付けることができます。これで案件ごとにどれくらい時間がかかったのか自分が1時間でどれくらいの分量を翻訳できるのか計算することができます。

そして最近は25分働いて5分休憩ポモドーロテクニック)という形で働くようにしているのですが、Togglは25分でタイマーが鳴るように設定できます。Togglを使い始めてから色々と時間管理ができるようになった気がします^^

まとめ

これまでの5年間を簡単に振り返り、できるようになったことをまとめてみました。これからも依頼していただけるお仕事に一つ一つ丁寧に取り組みながら、さらにスキルアップしていけたらなと思っています。

それではあんにょーん♪(^_^)/~~