去年の8月にTQEという試験を受験しました。
先日受験したTQE(翻訳実務検定)の認定証が届きました!立派な賞状とカードでびっくり👀韓国まで送ってくださって感謝です。また数年後、力試しに受験したいです🙆♀️#韓国語 #翻訳 #韓国語翻訳 pic.twitter.com/VOc8ffatzR
— ふじこ@韓国語翻訳者&ブロガー (@fujikorea113) October 29, 2020
Twitterにはアップしたのですが、こういう試験があったことを初めて知った!という方が多かったです。私も受験の際に色々調べてみたのですが、韓国語の試験を受験した方のブログがほとんど見つからず困りました。気になっている方も多いと思うので、ブログでまとめたいと思います。
TQE(翻訳実務検定)とは?
TQEとは、翻訳学校のサン・フレア アカデミーが主催している翻訳に関する試験です。翻訳に関する試験は本当に数が少ないのでとても貴重な試験!
受験言語は英語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、スペイン語と多岐にわたっています。英語はITや特許、金融など細かく分かれているのですが、それ以外の言語はビジネス全般のみとなっています。でも韓国語の翻訳の試験があるだけでありがたいですよね^^
韓国語→日本語と、日本語→韓国語の両方があり、1科目選択して受験します。両方受験も可能ですが、そうすると2科目分の受験料がかかります。
詳しくはホームページをご覧ください^^
受験資格もなく、何回でも受験可能なので気軽に受験することができます。
試験日はいつ?
TQEの試験自体は年に4回行われているのですが、韓国語の試験は毎回あるわけではなく、年に2回です。まだ今年のスケジュールは未定となっているのですが、おそらく夏と冬に1回ずつ実施されるのではないかなと思います。
受験したいと思った方はホームページでチェックしてみてください^^
受験料は?
受験料はちょっとお高めで税込み9,900円。でも申込期間が2つに分かれていて、早めに申し込むと千円割引の8,900円で受験することができます!私も早期申込みで受験しました。千円割引は大きいですよね…!
もちろん海外からも受験可能で、私はハナ銀行のクレジットカードを使いましたがちゃんと決済できました^^
試験の流れ
試験はすべてオンラインで行います。試験を申し込むとマイページにアクセスできるようになり、試験期間になるとそのマイページから問題文と答案ファイルをダウンロードできます。
試験期間は4日間ほどあり、分量はそれほど多くないのでじっくり取り組むことができると思います。
答案が完成したらマイページにアップロードして終了です。成績発表もマイページから確認します。
対策方法
TQEを受験予定の方におすすめしたいのが過去問!!
こちらから購入できます。韓国語は1回分しかないのですが、1,210円なので、早期申込み割引で浮いた千円をここに投資するのがおすすめです。
どの試験でもそうだと思いますが、過去問を解くことによってどんな試験なのか、時間の配分や難易度をつかむことができます。解答の仕方などとても参考になったので、私は本当に過去問を見ておいて良かったなと思いました。
そして今すぐ受験予定ではなくても、実際の産業翻訳で依頼が来そうな難易度なので翻訳に興味のある方は勉強にもなると思います。解答もついていて、つまづきやすいポイントも整理してあるのでとてもわかりやすかったです。
受験した感想

今回初めて受験して無事に合格することができたのですが、正直それほど簡単な試験ではないです。最低限TOPIK6級がないと厳しいと思います。難易度は過去問と同じくらいだったので、事前に心構えができていたから良かったのですが、過去問を解いていなかったら多分焦っていたと思います^^;
成績発表ではスコアと一緒に簡単なコメントもいただけるので、勉強にもなりました。そして上の写真のとおり、立派な賞状と認定証も送っていただけました・・・!なかなか大人になると賞状をもらうこともないので(笑)うれしかったです。
TQEに合格すると翻訳者としてサン・フレアに登録することができます。私もオンライン説明会に参加し、登録しました。実際にはまだ取引しておらず、詳しいことはわからないのですがフリーランスで翻訳者を目指している方にはいい制度なのではないかと思います。
TQEは、日本で受験できるおそらく唯一の韓国語の翻訳試験だと思います。気になった方はぜひチャレンジしてみてください^^この記事が参考になれば幸いです。
それではあんにょーん♪(^_^)/~~