翻訳会社から仕事を受けるメリット・デメリット!個人依頼との違いは?
私は現在翻訳会社4社に登録して、定期的に翻訳のお仕事をしています。
翻訳会社から仕事を引き受ける際の流れはこちらの記事に詳しく書いてあります。
今日は翻訳会社から仕事を受けるメリット・デメリットについてご紹介します。
個人依頼との違いも一緒に見ていきたいと思います。
Contents
翻訳会社から仕事を受けるメリット
- 翻訳の仕事だけに集中できる
- 比較的収入が安定しやすい
- 詐欺の心配がない
私が考えるメリットは以上3つです。
一つずつ詳しく見ていきます。
翻訳の仕事だけに集中できる
翻訳会社から仕事を依頼される場合は、すでに翻訳原文ファイルや納期、料金、注意事項などすべてまとめられた状態で依頼されます。
元からWordファイルの場合は良いですが、pdfファイルなどで依頼されるときは翻訳会社で事前にWordファイルに変換して翻訳しやすいようにしてくれています。
納期や料金なども翻訳会社と翻訳依頼者の方で交渉してくれるので翻訳者は翻訳の仕事自体に集中することができます。
翻訳は集中力が大事なので、余計なことに手間取られると結構ダメージがあるなと思います^^;
比較的収入が安定しやすい
続いて2つ目は収入に関してです。
個人での依頼と比べると、翻訳会社は比較的コンスタントに翻訳依頼が来るので収入が安定しやすくなると思います。
私は現在翻訳会社4社と取引してますが、依頼頻度は下記のような感じです。
A社:ほぼ毎日
B社:1週間に2~3回
C社:1週間に1~2回
D社:ほぼ毎日
D社はちょっと特殊で時給制で仕事をしているので除きますが、A社~C社の仕事をメインにしていて個人からの依頼はほぼ受けていません。
翻訳会社に登録していると、仕事の依頼があるたびに連絡が来るのでこちらから仕事を探す手間が省けるというのがありがたいです。
詐欺の心配がない
翻訳会社自体が詐欺というか料金未払いなどあったら元も子もありませんが、翻訳会社が信頼できると仮定した上で話をすると翻訳会社を通して翻訳代金を貰うので安心です。
翻訳依頼者→翻訳会社→翻訳者
という流れで翻訳料が入金されるので、
という余計な心配をしなくて済むので、これも翻訳に集中できるということに繋がりますね。
翻訳会社から仕事を受けるデメリット
- 料金が安い
- 納期が短い
- 疑問点が解決しにくい
続いて私が考えるデメリットがこちらです。
こちらも一つずつ見ていきます。
料金が安い
仕方がないことですが、翻訳会社を通すとその分翻訳者が受け取る翻訳代金は安くなります。
個人での依頼だと手数料などがかからず、直接受け取れるので翻訳会社からの依頼よりは良いレートになると思います。
ただ仕事を探す手間や納期の相談などやり取りする手間賃を考えると、どちらが良いのか難しいところですね><
納期が短い
翻訳会社の場合は、翻訳者が納品した後に社内や社外のチェッカーが納品された翻訳ファイルをチェックしてから最終的に翻訳依頼者に納品します。
だからその分翻訳者の納期が短く設定されていることが多いと思います。
もちろん分量が多ければ、それに見合った納期になりますが短いものだと即日や翌日など納期がめちゃくちゃ短いことが多いです(韓国の翻訳会社の場合)
疑問点が解決しにくい
納期の話とも関わりがあるのですが、夜に依頼が来て納期が次の日の朝までだともし翻訳中に疑問点が生じた場合、確認する時間がないですよね。
翻訳依頼者に直接相談できるわけではなく、翻訳会社を通して連絡をすることになるからです。
もし個人的な依頼だったら直接やり取りできるので、疑問点が解決しやすいかなと感じます。
翻訳会社のメリットは個人依頼のデメリット
以上、翻訳会社から仕事を受けるメリット・デメリットについてまとめてみました。
結局、翻訳会社のメリットは個人依頼のデメリットとなり、
翻訳会社のデメリットは個人依頼のメリットになるという感じです。
もちろん個人依頼が増えたら翻訳料金の面ではありがたいのですが、仕事を探す手間を考えるとやはり翻訳会社から定期的に仕事を貰った方が楽なのかな?と思います。
ただ、通訳翻訳ジャーナルを読んだら収入アップには直接依頼を増やした方が良いと書いてあったのでやはり営業も大事なのかもしれません。
(リンクは10月号ですが収入の話は7月号です!)
色々と考えながら、ステップアップしていきたいと思います・・・!
それではあんにょーん♪(^_^)/~~